2007年02月

2007年02月26日

英会話学校は役に立つか?

自分が教えているからというわけでなく
英会話学校にはそれなりの存在価値があると思ってます。

もし、いま私が新しい言葉を学ぼうと思ったら
ある時点で、英会話学校に通うか留学すると思います。

正しく選んで、上手に使えば
モチベーションを保ち、効率よく英会話力をつけるのに
役立つのではないでしょうか。


ただ、英会話学校に行く前に
やっておいたほうがいいことや

英会話学校に行かなくてもできることは
できるだけ自分でやったほうが
お金も時間も節約できるかなとは思います。


英会話学校に来て一番伸びやすいと私が思うのは
「基本的文法を理解していて、
プライドが高すぎない人」でしょうか。

文法の目安は中学校ぐらいですかね。
よく言われますけど。

大学受験用の英語まで勉強した人は
加速的に伸びる可能性を秘めていると思います。

ただ、「知っている」という気持ちが強すぎて
新しいものを吸収しにくくなっている人も見かけます。

会話で使われる表現は
大学入試に必要なものより
かなりシンプルだと思うんですが

その発想のコツがつかめなくて
関係代名詞とか難易度の高い単語を使った文が
まず浮かんでしまうみたいなんですね。

その結果、結局、文が作れなかったり、
分かりにい文になったりしています。

研究職など、難しい英文を読むことが多い方も、
同じようなところでつまずくことがあるみたいです。

簡単な言葉でシンプルに表現するって
日本語でも難しいことがありますが、
そこさえクリアできれば
ぐんぐん伸びて行く人たちです。

ymkarin at 00:44|PermalinkComments(7313) 話す 

2007年02月24日

自分の英語を録音してみる

発音のむずかしいところは
正しい音が出せているのか
自分で確認しにくいところだと思います。

自分がちゃんと発音できていないことが
認識しにくいうえ、

たとえ発音がいまいちと他人に指摘されても
受け入れにくいことが多い気がします。


たまに自分の英語を録音してみると
すごくおもしろいですよ!


先日も初めて自分の英語を録音してみたという人が
「正直、自分は発音がいいと思っていたのに
録音をきいてみてショックだった」
と言っていました。

この人の英語力はかなり高いのですが
発音だけいまいちで、気にしてないのかなあと
私は前から疑問に思っていたのでした。

自分の声を録音して聞くするというのは
最初、ちょっと勇気がいるかもしれませんが

やってみるだけの価値はきっとあると思っています。

ymkarin at 07:34|PermalinkComments(1477) 発音 

2007年02月23日

よくあるまちがい(1)

同僚が作成した英作文の解答に

  Have you ever been to abroad?

というセンテンスを見つけて
ちょっと驚きました。


とっても英語ができる人なんです、彼女。
こんな人でもする間違いなんだなあと。

実は私も留学時代に似たような間違いをして
ネイティブに指摘されたことがありまして。

  I went to there.


どこが間違っているか
すぐに分かりましたか?


そう、"to"はいらないですよね。

  Have you been abroad?
  I went there.

が正解です。

abroadもthereもこの場合、副詞なんですね。

「外国へ」「そこへ」という意味で
「へ」がすでに入ってるんです。

だから"to"を入れてしまうと、

  外国へへ行った
  そこへへ行った

という感じになってしまいます。

同じような使い方をする単語に、

downtown, upstairs/downstairs, overseas

などがあります。


大した間違いではないですが
知っておくと役立つかもしれません。


ymkarin at 21:44|PermalinkComments(6546) 話す 

2007年02月20日

工藤夕貴のアイウエオ式発音革命 (2)

YKudo_aiueo
ひきつづきDVDブック『工藤夕貴のアイウエオ式発音革命』を試してます。

効果があるのはやっぱり気のせいではない気がします。
何が効いているのか説明できないんですが・・

「アイウエオ式」では、子音のあとに母音をつけて練習します。
たとえば"R"の発音を練習するのだったら、Rァ, Rィ, Rゥ, Rェ, Rォというように。

普通ではちょっと思いつきにくい練習法ですよね。

子音のあとにいちいち母音をつけちゃうのが日本人っぽい発音の原因とも言われるし、

そもそもあとにつける母音はとりあえず日本語でOKって・・・ホントにいいの?って思います。

でもやっぱり効果をかんじるんですよね。

ということで私なりにこの方法が効く理由を
考えてみました。続きを読む

ymkarin at 11:13|PermalinkComments(2582) 発音 | お気に入り教材

2007年02月19日

工藤夕貴のアイウエオ式発音革命(1)

YKudo_aiueo
この本の付属DVDブックで工藤夕貴さんへのインタビューを聞きました。
発音、すっごくきれいです!

ネイティブ並どころじゃなく
ネイティブそのものと言えるようなレベル。

ここまでできれば私は満足です。

大人になって発音を身につけた人で
これだけ本格的な音が出せる人を実際に見たのは初めてだったので、かなり感激しました。続きを読む

ymkarin at 08:34|PermalinkComments(5923) 発音 | お気に入り教材

2007年02月08日

ひょっとしてイディオム?

TOEICでスコアが伸び悩んでいる生徒さんに
「原因は何だと思う?」と聞くと
「ボキャブラリです」と答える方、
驚くほど多いんです。

でも、実は単語そのものではなく
いわゆる「イディオム」を知らないために
理解が中途半端になっているということも
少なくありません。

ここでいうイディオムとは、

(1) I'll look into it.
(2) I came across an interesting article.

の"look into"や"come across"など
2つ以上の単語が組合わさった表現のことです。

1つ1つの単語が簡単なので、分かったつもりになってたり
あえて意味を確認しようと思わない方もいるみたいです。


でも、実際の会話の中では
たっくさん使われていますからね、イディオムは。

よく使われるイディオムを知ることは
TOEICだけでなく会話にも役立つはずです。


そこで、今回はイディオムの勉強に役立つ1冊をご紹介。





この本の「Part 3 イディオム」が意外と使えます。


TOEIC用に書かれた本ではないのですが
TOEICで使われる(つまり実際の会話で使われる)表現が多く、
例文が古くさくないところがいいかんじです。

サブテキストとして薦めている高校も多いようなので
20代前半の方(初版が1999年なので)の中には
すでにお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。


大学受験用の参考書なので
TOEICでは見かけないような表現もゴクたまにありますが
全体的には、
-よく使われるイディオムが
-分かりやすい例文でカバーされている
良書だと思います。

700点以上を目指す方でイディオムに苦手意識がある方は、
一度書店でパラパラされてみてはいかがでしょうか。


ただし・・・

「短期間でTOEICで高得点をとる」という目的に限っていえば、
Part3以外は、おすすめしません。

とりあえずPart3を短時間でやってください。


ymkarin at 14:11|PermalinkComments(1267) TOEIC 

2007年02月02日

独特のアクセントはネイティブでも分からない?!

新TOEICのイギリス&オーストラリア英語のアクセントには
本当に悩まされました。

で、ちょっぴり落ち込んでいた日。

ランチから戻った同僚のアメリカ人がぽつっと。
「あそこのラーメン屋で働いているイギリス人の英語、ぜんぜん分かんない」

(え、いま何て言った?イギリス人のアクセント分からないって言った?)

私はドキドキしてしまいました。


また今週の火曜日のこと。

私の携帯にオーストラリア人からメッセージ。
何回きいても、ちぃーっともわからない。


打ちひしがれながら、
ネイティブスピーカーに録音をきいてもらったところ


・・・やっぱり分からなかった!!


たぶん、状況がある程度分かっていれば
ネイティブスピーカーの方がずっと理解は
しやすいんだとは思います。

その状況で、どんなことを言うかとか
これはこの単語かなとか
ずっと予想しやすいと思うからです。

ただ、音を聞き取るということだけでいくと
ネイティブスピーカーでも苦労することがある
という事実には、ちょっとホッとしませんか。

ymkarin at 12:50|PermalinkComments(2142) こぼれ話 
livedoor プロフィール

カリン

ふとしたきっかけでOLから英会話学校の講師になりました。英語も教えるということも、果てしなく深くてゴールはぜんぜん見えないけど前進あるのみ!

ありきたりだけど、一人でも多くの生徒さんの英語の夢をかなえるお手伝いができたら嬉しいです。

自分の勉強もがんばるぞ!

【英語の資格】TOEIC990点、英検1級、通訳ガイド

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